五頭山塊 安野川 小倉沢 ハゲ沢遡行(タメ歳遡行)


 どんぐりの森キャンプ場近くで徳ちゃんがデカイ茸を見つけた 布引きの滝の上から残置梯子を使って入渓
   
 雨が上がってから丸一日空けたけれど水が多い  CSのある滝。でも、釜は流木、残置スリングも長くなっていた
   
 CSにとりつく秋ちゃん 水呑沢 雨霧ノ滝
   
水流脇を登る  逆層だけど階段状なのでトントン登る
   
 ステミングで水流をかわして登ります  余裕の徳ちゃん
   
 ハゲノ滝・・ここまで来るとかなり水が冷たい  龍神清水に到着
   
まだ早いから、ユックリお昼を食べよう  徳姫さま、お疲れさまでした
   



遡行日 平成25年7月21日(日)
天 候  曇り一時小雨後晴れ
気 温  19.9℃〜31.6℃
風 向  SSE
風 速  4.5m
気象データ 新潟市新津

装備
沢シューズ、スパッツ、ヘルメット、手袋、ロープ、ハンマー、ピトン、スリング類、カラビナ、確保器、エイト環

06:20  どんぐりの森P着(270m)
06:47  どんぐりの森発P発
07:09  布引きの滝の上から入渓(300m)
10:53  龍神清水着(815m)
11:25  一ノ峰(895m)昼食
12:37  一ノ峰 発
13:10  長助清水(610m)
13:36  長助清水発
14:07  三ノ峰登山口着
14:11  どんぐりの森P着(270m)

参加者
徳ちゃん、秋ちゃん(新潟山岳会)、LTQ(下越山岳会)

概要
週末、珍しくお天気がよさそうなのでど〜すんべ?ってハナシから天気回復するなら沢いくべ。となり
手軽な五頭の小倉沢(オグラサワ・荒川川水系にはコクラサワという水量の多い沢があるので混同しなようにね。)
メンバーは徳ちゃん、秋ちゃんとボクの3人のタメ歳3人組。
3人とも沢は好きなのだが、昨年6月骨折事故で1シーズン空けた秋ちゃん、昨年は、結局泊まりで一つ、日帰りで一つの2本しか遡行していない
ボク。徳ちゃんは既に今シーズンは何本か入っているようだ。
・・・・なんで、軽めの小倉沢〜ハゲ沢という初心者向きでオーソドックスな遡行ルートを選んだ。


記録
6時30分にどんぐりの森手前に登山者向けのPに集合としたが、少し前に相次いで到着。準備を進める。今シーズン初の沢なので
何か忘れ物をしてようで、落ち着かない。
準備をしていると、近くに車を停めた方が、沢登りか〜近くで装備品見た事ないんだよな〜。今日なんか水の中は寒いから普通に歩いたら?
とワケの判らんこという。こんなモノ背負って尾根歩くなら帰る!と釘を刺す。

すると、もう一人出てきて、何処へ行く?と聞くから小倉沢〜ハゲ沢と答えると、そんなら途中まで一緒だ。というので何処へ行くのかお聞きすると
二ノ峰沢とのこと・・・・・

そんなこんなで、出発。
入渓ポイントは、布引きノ滝の上からとした。歩き始めて直ぐに先行者が単独でいると気がついた。
後刻、facebookで旧知の吉田さんと判明。

前週、かなりの降雨があったが、土曜日丸一日降雨がなかったのでかなり減水していると思っていた。
確かに濁りなどはなく増水という状況ではないものの、水量は多かった。

入渓してから、小滝、河原歩きを続けていると、名物のCSのある滝にでる。
釜は深くこの位の水量、水流だと少し泳ぎも力が要るかな?と思って近付くと大きな倒木が釜に多く挟まり丸太の上を伝うと膝上位でCSに取り付けた
水量が多く、まいったなーと思ったら目の前に残置スリングがある。スリングというよりは、ロープだ。
以前はホンのお助け残置で、厳しい〜という場面で、蜘蛛の糸・・・だった記憶があるが・・・・・

簡単に通過して水呑沢ここの落ち口のシャワー状の眺めはキレイだね。
少し進んで休んでいると、駐車場で声をかけてきた単独の方が追いついてきた。
お話をすると、峡彩ランタン会の方とのこと。二ノ峰沢を遡行するとのこと。

ミスしたのは、三階ノ滝で巻き過ぎて沢床に降りるのに懸垂したこと。
この辺が、沢遡行の感覚が鈍っている証拠。
高巻きはできるだけ小さく巻くのが原則で、ダメなら、最低限、上がる意識でいないとダメ。
気前よくバ〜ンと巻くと降りるのに苦労する。

ハゲノ滝まで来ると、水源が湧き水のためだろうか?
水流の中でホールドを探っていると手が冷たさのためビリビリする。落ち口の樹に支点を求め確保して2人が登ってくる。
実際はこのハゲノ滝でいいところ遡行は終わりみたいなもので、あとはザブザブと歩く。
パッと開けた所が龍神清水・・・水場である。駐車場から4時間少々。ノンビリ遡行したワリには順調。

登山道から龍神清水の通路を歩いて藪漕ぎナシで登山道に出た。
一ノ峰まで降りて、昼食。
今日は、靄がかかっている割には遠目が利いていた。山座同定、島嶼同定。眼を南西に向けると阿賀野川の水が濁っているのがここからでも
判る。上流の濁りが収まらないのだろう

気心知れた3人の遡行なので無用な気を遣うことなく楽しく遡行できた。
水量が多いため、お助けヒモを数回、ハゲノ滝でロープを一応使い、しかも、休憩も比較的ユックリ取りながら登ったけれど
順調に進むことができた。

早く下山できて、徳ちゃん、秋ちゃんはお風呂へ。
ボクはお風呂に入っている時間で家に着いちゃうから着替えだけして帰宅。

明るいウチにロープ、スリング、ザックを洗い干すことができた。
翌日から雨続きの予報なので何よりでした。

タメ年山行、遡行また行きましょう。



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